アルケミカル自由エネルギー法(AFEM; FEP/TI)は高精度だが、5 ns/window のサンプリングを要し FEP+ では1ターゲットあたり約4000 GPU時間を消費する。さらに λスケジュールの調整には専門知識と試行錯誤が必要で、位相空間の重なりが不適切だと計算コストが最大10倍に膨らみ誤差も増大する。
→ AFEMが辿る λ経路そのものをGNNに組み込み、捨てられていた「プロセスデータ」を学習資源化
学習データは ATM(AToM-OpenMM)生成の短時間(1 ns/window)MD。RBFE 307ペア(5478サンプル)、ff14SB/GAFF2/TIP3P/AM1-BCC。
FEP+ 約4000 GPU時間に対し LamNet は1分未満。3〜4桁(最大1000倍)の高速化を精度を落とさず達成。
RMSE は cMet 0.84 / thrombin 0.31 / pfkfb3 1.02、FEP1 1.21・FEP2 1.30 kcal/mol。CDK2・thrombinでは FEP/REST を凌駕。
予測ΔGから隣接ウィンドウ重なり(閾値10 kcal/mol)を制御し λ配置を自動最適化。AToM-OpenMMで収束加速: