医薬化学者は congeneric シリーズ(共通骨格+置換基違い)で SAR を構築する際、限られた合成リソースをどの化合物に割くか定量的に判断したい。分子ドッキングは剛体受容体仮定・スコア関数の単純化・溶媒和効果の無視により、congeneric シリーズの順位付けには信頼性が低い。
→ 21種の多様なタンパク質ファミリーに横断適用し、実験値を SPR 由来 KD に統一して FEP+ の素の予測力を評価
実験 ΔΔGexp は SPR 由来 KD のみから Gibbs 式で算出(アッセイ一貫性)。全計算は NVIDIA TITAN V GPU 単機。
同一34変換で FEP+ は R²=0.85、Autodock は R²=0.38。FEP+ が順位付け精度で圧倒。
埋もれた摂動ほど高精度。ポケット内 R²=0.89 に対し溶媒露出は R²=0.70 と層別差。
代表例: USP5 (7→8) 誤差0.06、PAK4 (57→58) 誤差0.05。外れ値: CDK2 (59→60) 予測−4.99 vs 実験−3.07、TNFα大型変換 (40→41) −7.24 vs −5.72。