MMPBSAはFEPより圧倒的に高速な end-point 結合自由エネルギー(BFE)計算法だが、その信頼性は古典力場のポテンシャルエネルギー曲面(PES)と統計熱力学的近似に本質的に縛られている。古典力場は分極・電荷移動・複雑な分子内相互作用を捉えられず、内部誘電率εintで経験的に補償するしかない。
→ SQMベースラインにNN補正を加えるΔ-learning型 AIQM3 をONIOM(MLIP:MM)でガス相エネルギー項に導入
AIQM-PBSAはMMPBSAより+0.31、ANI-2xより+0.16高いPearson R。Spearman/Kendallも0.58/0.42で最良。
古典MMPBSAはεintでR=−0.40→0.55と激変。MLIPは分極・電荷移動を本質的に捉えεintにほぼ鈍感。
| 手法 | Pearson R (JACS) | Type |
|---|---|---|
| MMPBSA | 0.27 | MM |
| PBSA_E | 0.47 | MM |
| MACE-OFF23(S) | 0.53 | MLIP |
| MACE-OFF24(M) | 0.56 | MLIP:MM |
| AIQM-PBSA | 0.59 | MLIP:MM |
データセットA/Bで Pearson R = 0.84 / 0.80。荷電リガンド60系も係数再フィットで PBSA_E に匹敵。