DNAエンコードライブラリ(DEL)選択データで機械学習モデルを学習し、購入可能な巨大ライブラリを仮想スクリーニング(VS)してヒットを得る「DEL-ML-VS」が広がっている。だがこれまでの大規模事例はすべて企業の非公開DELデータと秘匿パイプラインに依存し、再現性とコミュニティ参加が阻まれていた。
→ 化合物構造を化学指紋で秘匿したまま商用規模DELデータを公開し(AIRCHECK)、軽量LightGBMで完全自動のオープン創薬MLを構築
RDKit LeaderPickerで化学クラスタ分割→各mateを4-fold学習。Michael acceptor除去+medchem 5フィルタ(Lipinski/Ghose/Veber/Egan/Muegge)で完全自動50化合物ノミネート。
precision>0.84・PlatePPV=1.0は両set維持。recall/bal.accはOODで低下するが早期エンリッチ重視のVSでは許容。ROC-AUC 0.99(rand)/0.96(OOD)。
48化合物中7個を真の結合体と確認(hit率15%)。KD 2.7–21 μMで全て陰性対照WDR12に非結合(選択性あり)。
| 指標 | 本研究 (公開) | 前報 GCNN (非公開) |
|---|---|---|
| モデル | LightGBM (指紋) | GCNN (明示構造) |
| 計算資源 | CPUのみ | GPU必須 |
| 訓練DEL規模 | 3B (HitGen) | 125B |
| hit率 | 15% | 3% |
| KD範囲 | 2.7–21 μM | 6–250 μM |
| データ/コード | 公開 | 非公開 |
公開・軽量フレームワークが、より大規模な非公開GCNN法をhit率5倍・効力で凌駕。Pfizer独自DEL由来のoff-DNA化合物51はKD 1.0 μM。