仮想スクリーニングは初期創薬フィルターとして不可欠だが、リガンドベース(ROCS等)は既知活性化合物が必須で結果がその化合物に偏り、ドッキング(Glide等)は億件ライブラリへの直接適用が計算コスト的に困難。
→ 既知リガンド不要でFastROCSのGPUスループット(億件/時)をそのまま活用するワークフローが求められていた
コンポジットクエリは平均45.7個のリガンド(ECFP4 Tanimoto平均0.25で化学的多様)から構成。密集したcolor atom regionが自然にホットスポットとして機能
EF1%norm(理想値で正規化した正規化濃縮率)。Struct2Queryが両ベンチマークで最高スコア。
Top-10,000ヒット中のユニークBemis-Murckoスキャフォールド割合。3ライブラリで有意改善(p<0.01)。
| 手法 | 既知リガンド | DEKOIS EF1% | スループット |
|---|---|---|---|
| Struct2Query | 不要 | 0.48 | FastROCS GPU |
| 単一ROCS | 必須 | 0.40 | FastROCS GPU |
| Glide SP | 不要 | 0.39 | 低速 |
| HYBRID | 必須 | 0.29 | 中速 |
| Phase EPharma | 不要 | 0.10 | 中速 |
apo構造ではEF1%norm平均-23%。ポケットCα RMSD≤1Åなら差0.08と小さく実用的。
GitHub: https://github.com/Genentech/struct2query
Zenodo(DB + ベンチマークデータ): 10.5281/zenodo.18021612
依存ツール: OpenEye SiteHopper / SZYBKI / OEROCS / OMEGA / OEDocking (Chemgauss4) / Glide / LigPrep / Phase
OSS: RDKit(Bemis-Murcko)、PLINDER(ポケットDB)
X要約: Struct2Query:既知活性リガンド不要でポケット→コンポジットROCSクエリ変換。78,806件PDB活用、FastROCS高スループット維持。DEKOIS2.0 EF1%=0.48でGlide同等。GitHub公開済