GROMACSはMDシミュレーションの標準ツールであり、エネルギー・RMSD・温度などの時系列データを.xvg形式で出力する。従来の可視化ツールGrace(xmgrace)はLinux専用で開発が停滞し、macOS/Windowsで動作しない。商用GUIツールは再現性に欠け、GNUplotは学習コストが高い。
→ Matplotlib基盤のPython製ツールplotXVGで「コマンド一行・完全再現・クロスプラットフォーム」の可視化を実現
-gibbsフラグでPCA散布データからG=-kBT ln(P/P₀)を計算し等高線図を生成
-kdeフラグでSciPyのgaussian_kdeを適用。データ点数が少なくても滑らかな確率密度を描画
CSV形式のOpenMM出力も読み込み可能。GROMACSに限らない汎用ツールとして機能
依存: matplotlib・numpy(必須)、scipy(KDE時のみ)。pip installで即座に利用可能
| ツール | クロスプラットフォーム | バッチ処理 | Python API | 自由エネルギー |
|---|---|---|---|---|
| Grace | Linux only | △ | × | × |
| GNUplot | ○ | ○ | × | △ |
| GMXvg | ○ | × | × | × |
| plotXVG | ○ | ○ | ○ | ○ |
Alexandria Chemistry Toolkit(ACT)の複数の出版論文で実際に使用済み
ユビキチン10 ns MDシミュレーション(GROMACS)のCα RMSDと温度・圧力を2パネルで表示。コマンド例:
PCА散布データ(MDトラジェクトリ射影)にKDEと-gibbsを適用して自由エネルギー等高線図を生成。
-gibbs -kde -contour flags で自動生成
RMSDAnalyzer・HBondAnalyzerの出力を受けてplotXVG APIで可視化するラッパー。lib/md/visualization/xvg_plotter.pyに配置。
MDトラジェクトリのPCA射影データから-gibbs計算を実行し等高線図を返すユーティリティ。lib/md/analysis/free_energy.pyに配置。
複数MDシミュレーションのRMSD/温度/圧力を一括-panels生成するスクリプト。ML訓練ログ(CSV)の学習曲線描画にも転用可。
github.com/AlexandriaChemistry/plotXVG を直接pip install。lib/mdの依存に追加することで即座に利用可能。