PROTACや分子接着剤はE3リガーゼをハイジャックしてターゲットタンパク質をプロテアソームに送る触媒的モダリティ。占有型阻害剤と異なり、サブ化学量論的濃度で作用するため「undruggable」標的にも到達できる。しかしbRo5(MW>500)化合物の細胞透過性・代謝・三元複合体形成の評価には多数の専門アッセイが必要。
Hit同定にはHiBiT/TR-FRET、リード最適化にはSPR+X線/cryo-EMの段階的使い分けを推奨。
α>1で三元複合体形成が熱力学的に有利。MZ1(BRD4/VHL)はα≫1で低nM DC50を実現。α値はSPRまたはFPで定量。
| PROTAC | ターゲット | 主要手法 | 結果 |
|---|---|---|---|
| ACBI3/4 | pan-KRAS | Ternary SPR + HiBiT | 腫瘍退縮in vivo |
| NRX-2127 | BTK | DEL→Docking→FP→HiBiT | 臨床候補 |
| MZ1 | BRD4 | X-ray ternary complex | α≫1 標準品 |
| dBET6 | BET | Binary NanoBRET | 細胞内標的関与確認 |
HiBiT(ルシフェラーゼ補完法)が分解モニタリングの標準アッセイとして確立。Direct-to-Biology(D2B)プロトコルによる精製なしSARが普及。