科学・医学文献におけるレビュー記事は本来、既存研究を単に要約・列挙するに留まらず、新たな概念・洞察・統合視座を提供するべき媒体である。しかし実際には「文献羅列型」レビューが多く、引用偏向や論理的一貫性の欠如、ジャーナルポリシーへの不適合などにより採択・引用されないケースが多い。
→ Drug Discovery Today編集経験を踏まえ、トピック選定から査読対応まで一貫した10ステップ・フレームワークを提示する。
| 観点 | 文献列挙型 | 概念統合型 |
|---|---|---|
| 骨格 | 論文を順に紹介 | テーマで再構成 |
| 図表 | 既往図の再掲 | 原著の合成図 |
| 新規貢献 | 限定的 | 明示的に提示 |
| 引用 | 偏り発生 | 包括・バランス |
| AI関与 | 本文生成も含みがち | 検索補助のみ |
| 編集者評価 | 低 | 高(被引用上位) |
本論文は計算化学・ケムインフォマティクス手法を含まないエディトリアルだが、同じ10ステップ構造はケムインフォマティクス分野での総説執筆プロセスにも転用可能。