第1世代のallosteric MEK阻害剤(PD325901)は高い脳移行性とMEKフィードバックリン酸化誘導という2つの臨床上の問題を持つ。自社先行化合物(sulfamide 1)はC6-phenoxyサイドチェーンで脳移行性を低下・フィードバック部分抑制したが、K-Ras変異細胞でのポテンシーが不十分だった。
→ 既知MEK阻害剤の構造要素を「モジュラー組み立て」で再結合し複数特性を同時改善
PD325901のカルバミドヘッドグループをRDEA119の逆スルホンアミドに置換。MEK酵素との双方向水素結合ネットワークを回復させK-Ras変異細胞での活性を10倍以上向上。
AS703026の4-ピリジル部位がSer212とより強い水素結合を形成。C4-フルオロフェニルコアより高い標的ポテンシー + MEKフィードバックリン酸化の積極的な低下を実証。
| 化合物 | コア | フィードバック抑制 |
|---|---|---|
| PD325901 | フルオロフェニル | 誘発(悪化) |
| AS703026 | ピリジン | 誘発(悪化) |
| Cpd 28/29 | ピリジン+C6-phenoxy | 積極的に低下 |
Ser212強水素結合 + C6-phenoxyの組み合わせがフィードバック抑制を最大化
| 構造要素 | 効果 |
|---|---|
| C6-phenoxyサイドチェーン | 脳移行性低下・FB部分抑制 |
| 逆スルホンアミドHG | K-Ras変異細胞活性≥10倍↑ |
| ピリジンコア(Ser212 HB) | ポテンシー改善・FB抑制完全化 |
| ピリジン+C6-phenoxy | 全特性の最良バランス |
| 評価系 | 目的 |
|---|---|
| COT-MEKカスケード | 生化学活性 |
| A375(B-Raf V600E) | 細胞増殖アッセイ |
| HCT116(K-Ras G13D) | K-Ras変異細胞活性 |
| A549(K-Ras G13D) | 同上・in vivo |
| MSD pSer217/pSer221 | フィードバックリン酸化定量 |
| ラット/イヌ SDPK | PK評価 |